トラブルを回避して塾や学校をやめる準備を整えましょう!
教師から塾講師へ転職を考える際には、求人を探し、新たな仕事の準備を行うのはもちろん、退職手続きをしっかり考える必要があります。辞める時期については、年度末などがいいでしょう。自分が新たな職場に移るタイミングとしてもいいですし、学校側にも配慮した時期となります。
基本的には、退職の意思について、学校長へ話をするのが始まりです。そこに特に決まりはありません。理由とともに意思を伝えることで、特に退職願を出さなくとも、あとは事務的に手続きは進んでいきます。やることといえば、書類などに署名捺印をする程度といったところです。
むしろ、これまでお世話になった人に向けて、お礼を行ったり、話をしたりと、人間相手のことが忙しくなるでしょう。一方で、退職の時期を年度中にすると、少々面倒になります。
病気や介護なといった緊急、あるいは特別な事情は別として、転職などが理由の場合はこれに当てはまります。
校長との話も、数回行うことになるでしょう。また、教育委員会などに出向き、退職の事情について話すことになります。
教師は基本的に生徒を受け持って、公教育に携わっています。教育は法律で定められていることですので、急な辞職は様々な面で都合が悪いのです。
また、基本的に「慰留」をされます。
特に公立校などは、終身雇用や年功序列の制度と同じように、人事についてもそれほど流動的ではありません。
あらかじめ決めた通りに動くことを前提にしています。ただ、これらの手続きをしっかりすれば、あとは事務的な作業が進んでいきます。