塾講師と教員の副業と転職

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理科の教職員から塾に転職した場合もメリットデメリット

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理科教師の転職先として、塾の講師という選択肢があります。塾の講師については、絶対数で見ると国語、数学、英語の主要三教科の求人が多いです。

 

人手不足と言ってもいいでしょう。とはいえ、求人を行っている塾では必ずと言っていいほど、理科の講師も募集しています。それほど難しく考える必要はないでしょう。

 

ただ、学校と塾での勤務を比べると、塾では生活指導や部活動などの業務がない分、実験などは基本的に行いません。ですから、実験が好きという方は、塾には向いていないでしょう。

 

しかし、最近は塾の種類も多様化しており、児童向けの実験学習を専門に行なっている塾も存在します。意外と選択肢の幅は広くなっています。また、日本では近年、理系離れが問題として叫ばれています。

 

また、理系の大学を出た場合の将来の安定性は高いです。需要は今後も継続していくと思われます。

 

話を戻すと、授業中心の塾では、わかりやすい授業をして成績を上げることが最大の目的となります。一方、実験などを行う塾では、楽しさを伝えるのが仕事の目的です。

 

保護者の方もそれを狙って通わせています。特に小学校低学年などを相手に行うので、知識や技術を身につけさせるというよりは、発見や創意工夫、好奇心を持ってもらうことが大切です。

 

実験の内容についても、自分、あるいは同僚と相談して企画していくので、個性が発揮でき、自由度がある業務というのは魅力的でしょう。そのほか、塾以外では、理系の公務員職なども選択肢としてあります。